ばらをもらいました
「ばらが咲いたから見に来ませんか?」
そんなお誘いを受けました。庭に咲くばら数本を見せてもらえるのかな?
と気軽な気持ちで伺いました。
しかし、そこには庭一面のばら、ばら、ばら。
入り口で小さなうす黄色い花びらのまわりにうっすらピンクの縁取りをした花を
揺らすのは、 「ピース」
第二次世界大戦後に平和を祈って株分けされた花が日の光に照らされて
電球のように明るく見えました。
お庭に入ると、バレエのチュチュのようなぎっしり詰まった花びらのあるばら、
同じように見える花も品種ごとに全くにおいが違います。
一つ一つ嗅いでいくと、香水だったり石鹸だったり、どこかでかいだことのある
匂いばかり。
ばらのエッセンシャルオイル一滴に30本のばらが必要なんです。
とても貴重な花なんですね。
そのほかにも1枚の花びらでパッと見たところ、ばらには見えないようなばら、
オレンジのポピーのようなばら、見たことのないバラたちが本当にたくさん。
右を見るとアーチ型になった柵が3重に置かれ、そこに乱れ咲く小さな赤いバラ、その奥には白い椅子があり、チャペルのよう。
ばらのために地面を覆うクレマチス、ギボシ、まるでみんなでばらを
守るようにびっしりと植えられていました。
その日は気温34度。でも、そのばら園はとても涼しかったのです。
ご主人の意向でSNSにはアップしてほしくないとのことで画像はありません。
ほかにも30mぐらいある道路に面したフェンスには、ツタになるばらが、ツタをクロスするように配置してあり外側からも内側からも楽しめるよう、工夫されていました。
ばらは勝手につるんでいかないのであえてひもで留めているんだそうです。
「始終見ていてやらないと、虫がついたりうどん粉病になったり、枯れたはっっぱや花をこまめにつまないとだめなんだ。気が抜けなくて、一日忙しいよ」
と、ばらを見上げながらまぶしそうにお話しするその方をばらが喜んでみている気がしました。
バラの手入れで重要なこと
・朝晩の水やり
からからの時の鉢の重さを覚えておきましょう。
水が過量にならないように注意してください。
・うどん粉病
花の近くの茎が粉を吹いたように白くなります。
人間に害はないので指でとりましょう。黒くなるのも同様にとるとよいそうです。
朝晩、これだけのことしかしていませんが、いただいたので枯らしてはいけないという緊張感と、今まで見たことのないばらが家にあるといううれしさがあります。
朝は起きたらすぐに確認、水やり、夕方は今日は大丈夫だったかな?
と5時ごろになると気になります。
今日で4日目ですが、つぼみが咲き始めました。
とっても嬉しいです♪♪♪
最初の写真と比べると
いただいた日
得意な人に聞くことができるようになる近道
私は植物を育てるのが苦手です。
水やりを忘れ、枯らすのがおちでした。
育て方がわからない。私のところでは植物も育たない。本当は好きなのに。
ちょっとコンプレックスでした。
ばらなんて今まで全く興味のなかった世界。
でも今回ばら一つ一つの特徴や育てる方法、工夫、喜び、美しさ、水をうタイミング、買う時の下調べなどなど聞いてとても身近になりました。
得意な人に聞くことができるようになる一番の近道。
料理も子育ても、仕事も、なんでも得意な人に聞いてみる。
これからもモットーにしていこうと思います。
どなたか、このばらの品種がわかる方、教えてください!