ココの薬局カフェ 

薬局カフェでごゆるりと

薬剤師私の一日

こんにちは。だんだんと朝は30度を下回る日も出てきました。今日は薬剤師ってどんなふうに1日を過ごしているのか私の経験からお伝えしようと思います。

まず最初に勤めた大学病院。

大体8時30分からの始業ですが、週1回7時30分から8時30分まで英語の論文の抄読会がありました。各自選んだ英語の記事を訳してくるわけです。そのあと仕事。

週に一回、始業前には担当している病棟の教授回診。
白い巨塔さながら、12階からバーっと30人くらいの白衣の人が階段を降ります。
かなり荘厳ですよo(・x・)/
患者さんのベットを回りながら時々教授から質問が飛んでくる。これまた緊張します。

8時30分からの仕事は、
病棟から来る処方箋の薬を集める、
注射の処方箋の処方監査、
ピッキング、監査
集めては監査の日々です。
中でも抗がん剤の監査は新しいレジメがあったりすると調べるのに時間がかかる。
薬剤部のしている仕事はそれほど頼りにされたりありがたがられている感じもないのでレジメを聞きに行くと嫌な顔をされたりしましたね。
10年以上前の話ですが、今はアンサングシンデレラみたいになっているんでしょうか。
12時30分には大体休憩が取れます。
午後からは病棟にも上げた注射薬のカートの片付け、
納品片付けなどなど。

17時30分に一旦終わり、その後病棟へ。

週一回18時30分から19時30分までミーティングがあります。

病棟では服薬指導をします。
入院中の患者さんに新しく出た薬の説明、カルテへの記載、医師からの質問に答える、看護師からの質問などなど調べて終わるともう10時半…あれあれ終電がなくなっちゃうよ〜

と言う生活を3年続けました。

7時30分
週一抄読会と教授回診

8時30分始業
  処方箋の薬を集める

12時30分昼休み
  処方箋の薬を集める

17時30分終業
  病棟で服薬指導
  医師からの質問、看護師からの質問に答える
22時30分帰宅

残業代は一律20時間なので、それ以上しても出ません。それ以下でももらえます。

プラス夜勤が発生する…と言うところで結婚を機に退職。

書いてみると結構大変でしたねー。
よく頑張りました。

次は調剤薬局

8時30分始業
  調剤、監査、投薬、発注、訪問看護や医師からの問い合わせ返答、会社からの提出物などの手配…

13時 昼休み(変動)
  納品片付け、薬歴、在庫管理、明日の準備、患者さんからの問い合わせ返答…

17時30分 終業

調剤薬局は何といっても一緒に働く人の心がけ1つで残業のあるなしが全く違います。

最初に働いた人達は家庭があっても子供は他の人に任せまた独身の人もいたので何時まででも残れる環境でした。
さらに仕事のクオリティーを追求追及していくうちに毎日帰りは19時、20時の生活になり、残業は大体月40時間位でした。
8時半に出勤し8時半に帰るみたいな生活です。

今現在働いているスタッフとはコロナもあり17時30分ぴったりに帰ります。
明るいうちに帰れるなんてなんて幸せ。
子供や家族といる時間がとても長くなりました。

働く場所にもよるのでしょうが私の場合は場合は働く人によってずいぶん時間が変わってきていると思います。
1番大事なのは、大事な仕事を見極め、他の仕事をしないこと。
そうするときちんとしたクオリティーを保ってたまま早く帰ることができ仕事と家庭の両立ができる気がします。
家に帰ってきてから寝るまでの間1時間半とか2時間しかなかった私の生活は今は4時間とか5時間になり家で自分のしたいことをする時間がとても増えました。
お金は何とかなるけど今という時間はもう戻ってこない。
そんな時間を大切にしたいです。