こんにちは、ココです。
調剤薬局が血圧計や体温計マッサージ機などの相談に乗ってくれることを知っている人は少ないと思います。
体温計の問い合わせをいただくことが多いのですがその際に今持っている体温計が不安だからという声を多数聞いてきました。
今日はその事についてお伝えしたいと思います。
薬局で体温計の相談ができます!
いま話題の、血液の中の酸素飽和度を測定するパルスオキシメーターも薬局で相談することができます。(最もほとんど手に入りませんが・・・)
体温計、血圧計は医療機器って知っていましたか?
薬局で体温計の相談できます。
— ココ@医療リテラシーをあげる薬局薬剤師 (@surimukeruko) 2020年5月9日
医療機器はメスやピンセットのような小物類から、体内に植え込む治療用の心臓ペースメーカ、CTやレントゲン装置、放射線治療装置などの大型のものまで、多種多様です。身近な医療機器には、コンタクトレンズ、救急絆創膏、体温計や電子血圧計、家庭用マッサージ器など
調剤薬局では高度管理医療機器という資格があり、この資格を持っていると医療機器の販売や相談に乗ることができます。
この資格はすべての薬局が持っているわけではありません。
あなたが行こうと思う相談内容によっては薬局が高度管理医療機器の資格を持っていることが必須である場合があります。
高度管理医療機器の資格を持っていると
血圧計や体温計の相談、販売
血糖測定器のチップの購入
在宅酸素などの相談
ネブライザーの相談
などなどができます。
高度管理医療機器資格について【専門家向け】
医療機器の判別方法
医療機器は、製造や販売などが医薬品医療機器法で規制されており、どのようなものが「医療機器」に該当するかも医薬品医療機器法で定められています。
医療機器であれば、製品に「医療機器」という表示があります。
具体的には、本体か直接の包装に、高度管理医療機器、管理医療機器、一般医療機器のいずれかが記載されています。また、承認番号あるいは許可番号、認証番号、届出番号のいずれかの記載注があれば、ご確認ください。
なお、医療機器の購入を検討する際などは、製品の「使用目的又は効果」や「使用上の注意」などを十分確認することも忘れないでください。
注:これらは、製品固有の、一般的には数字とアルファベットで構成された16桁の番号で、その製品を、国内で、医療機器として製造販売するために必要な手続きを行ったことを示すものです。
どの薬局へ行けばいいの?
いつも処方箋を持って行っている調剤薬局はもちろん、今まで行ったことのない薬局でも気軽に相談をすることができます。
ただし、初めての薬局だった場合、ご住所や連絡先をお伺いすることもあります。
何かあった時に連絡が取れるように、また相談があったことを記録しておかねばならないこともあり、身構えず教えていただければありがたいです。
私の薬局では日に2、3人はコロナウイルスにかかっているのではないかとの心配した方からの 電話や訪問があります。
初めての患者さんでは、その方がいつも風邪をひくとそんな感じなのか、それともいつもと違う感じなのか、症状をお伺いしてから病院へ行くかの判断に時間がかかることがあります。
ぜひ、常日頃、あなたの体のことをよくしっているかかりつけの薬局で相談されることをお勧めします。
そして、あなたのことを一番わかっているいつもあなたの担当してくれる薬剤師がいれば安心して相談できます。
かかりつけ薬剤師をお持ちですか?
コロナの相談、かかりつけ薬局がベストだと思う。いつもの状態を知ってくれているのは最強。https://t.co/wA734qrHb7
— ココ@医療リテラシーをあげる薬局薬剤師 (@surimukeruko) 2020年5月9日
この機会にあなたのかかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師、見つけてみてはいかがでしょう。