ココの薬局カフェ 

薬局カフェでごゆるりと

【ブックレビュー】内臓脂肪がストン!と落ちる食事術高尾病院理事長、医師 江部康ニ著

f:id:rkaorin:20200614080103j:image

こんにちは❗️健康応援団のココです。

 

今日は、患者さんから中性脂肪の落とし方を聞かれたので、徹底的に中性脂肪の落とし方をお伝えしよう思います。

 

内臓脂肪がストン!と落ちる食事術

高尾病院理事長、医師 江部康ニ著

 


実はこの本、買ってずっと本棚に入ってました。

1回始めたものの、挫折していたんですよね・・・。最近おなか回りも気になりだし、サンゴは5キロ増えたまま戻らずにだんだんと筋肉が脂肪になっていくのをひしひしと感じています・・・

そして、糖質制限はなんだか体調を崩した人もいるって聞いてちょっと興味が薄れていたのですがでもいい理論だと思いますし、実際に糖尿病がよくなっている方もいるので

やり方次第だなとおもい、今回レビューしてみました。

これを機会に私もまた糖質制限、始めてみようと思います♪

自己流で心配な方はトレーナーを見つけたので是非相談してみてくださいね。

合言葉は『しっかり食べても太らない』です。

糖質制限と1日2食の判断食の組み合わせで最初の1週間で体重3キロ位下ストンと落ちてその後適正体重になったところでキープ。ほっこりお腹は気づけば見事に凹んでしまいます。もう二度と太りません。それはもうすぐ70歳にして20代の頃の体重をキープしている私自身が実証しています。

ーはじめにから

 

なんて魅力的な文言が書いてあるんでしょう。

お腹も心も満たされるから長続きする、食べトレをしようと言う話です。

 

 

早速レビュー開始です。

お腹周りの体脂肪には大きく分けて

(皮下脂肪)と(内臓脂肪)があります

 


つまめる脂肪→皮下脂肪

つまめない脂肪→内臓脂肪

 


皮下脂肪は簡単におろせない定期預金

内臓脂肪はすぐ取り出せる貯金箱

 


糖質とは、分解すると砂糖になるもの。

ごはん、パスタ、パン、

 他にも芋やカボチャ


一時期、糖質制限で体調が悪くなったという報告もありましたが、江部先生曰く、食事量全体を控えると体内のバランスが悪くなるため、体調を崩しやすく、カロリーはしっかりとることが必要なんだそうです。

糖質制限とともに食べる量を減らしては行けないということですね。また、野菜もきちんととることが勧められています。

 


本の内容はこんな感じ

・筋トレしなくても食べトレすればいい

・内臓脂肪を落としたいなら1日2食

・内臓脂肪を劇的に減らす食事

・内臓脂肪がストンと落ちる食事術

・脂質はとっても太らない

・糖質は必須ではない

・食べトレで糖質病とさようなら

 

筋トレは一切なし。食べトレすればいい

糖尿病の治療法として考えられた糖質制限、人類の歴史上、糖質をとってこなかった時代のほうが長く、今の糖質多加の生活に体は慣れていないのです。

70代の先生が20代と変わらない体型を運動なしでキープしているひみつ…

それは朝ごはんを取らない1日2食の生活と糖質をあげない食事です。


☆☆内臓脂肪を落としたいなら1日2食☆☆

 
1日2食では、朝ごはんを食べない。昼でも夜でもありません。

それは、前日の夕から12時間以上の断食状態が生まれ、その後の脂肪代謝が半端なく

よくなるからなのです。

ご飯や砂糖などの糖質をほとんどとらずどうやって1週間を過ごしているか先生の日常から糖質制限を送る日々を垣間見ることができます。

例えば糖質オフのポン酢や糖質オフの甘味料を使う、先生の毎日のご飯にはすき焼き、サーロインステーキ豚汁しゃぶしゃぶなどなど制限と言う言葉からは程遠い豪華な食事が並んでいます。

なるほど糖質を制限すれば外は何を食べてもいいんだ。

ただし加工肉は気をつけると書いてあります。ガンモなどの練り物も糖質は高め。

そしてもう一つ気をつけたいのはエネルギー不足。

糖質制限を初めて頭がぼーっとするなどしたらカロリー制限をしてしまっていることが原因。

この糖質制限は注意欠陥多動性障害(ADHDの子供が糖質過多であり血糖値乱高下が関係するケースが少なくないということも記載されています。

内臓脂肪を劇的に減らす

とにかくご飯パン芋類お菓子を控えよう、糖質さえ制限していればカロリー制限せずお腹いっぱい食べてオッケー👌

焼肉やステーキはもちろんはたんぱくと脂質なのでとってもオッケー。

なんて素敵なんでしょう。

ただし何度も言いますが摂取カロリーを減らしてしまうと良くないこと、またお腹いっぱい食べているとは言え極度の大食は要注意。身体活動レベルに合わせた摂取カロリーを意識しましょう。

 外食の時のポイント

 ご飯は1/3にする

豚の生姜焼きや肉豆腐、鶏肉の竜田揚げなどがおすすめ。

洋食店ではコロッケやパスタは避け、ステーキやグリルを選ぶ

野菜サラダも忘れずに。

ハンバーガーも、牛丼店もオッケー。

ハンバーガー店では、ハンバーガーの代わりにフライドチキンやチキンナゲットを選ぶ、ポテトの代わりにサラダを。コーラの代わりにコーヒーが紅茶をストレートで。もしくは糖質ゼロコーラ。

パンはレタスに変えたバーガーもあるのでそれを選ぶ

牛丼店も糖質制限のため、ご飯の代わりに豆腐を使った牛丼ライトがあるので、それを選ぶ。

ファミレス、コンビニで選びたいものも書いてあります。

自宅では、野菜もたくさん取れる鍋がおすすめ。

ポン酢などの調味料も気を配り、出汁や醤油、塩をお勧めしています。

油分として、バターやオリーブオイルも取りましょう。

脂質はとっても太らない

体脂肪の元は糖質。なので脂質はほとんど太りません。

糖質が体に入るとインスリンが細胞に取り込もうとしますが、余った分は血中を流れて、余分な糖分は肝臓や筋肉に蓄えられる。それでも満杯になると中性脂肪として貯蔵されるのです。

なので、糖質を取りすぎないことが中性脂肪を作らない唯一の方法なのです。

内臓脂肪が増えると、悪玉ホルモンを増やします。悪玉コレステロールではありません。

内臓脂肪が分泌する悪玉ホルモン三つ

TNF -α、アンジオテンシノーゲン、PAl-1

は、それぞれ血糖値を下げにくくする、血圧を上げる、血栓を溶けにくくするというほんとに悪い奴ら。

善玉である、アディポネクチンは、血糖値を下げるインスリンの働きを高め、余生な脂肪を燃やし、血管を修復してくれたり、血管を広げ血圧を下げてくれるホルモンですが、内臓脂肪からの悪玉によりこれが働きにくくなるのです。

 糖質は必須ではない

肝臓は糖をグリコーゲンとして貯めており、体の糖分が足りなくなるとそこから分解して作り出すシステムがあります。でも、蓄えられる糖分は血糖値を保てるほどはなく、さらに足りないと内臓脂肪をはじめとする体脂肪を分解して糖を作ります。なので内臓脂肪が減るのです。

食べトレで糖質病とさようなら

糖質制限を早く始めると糖尿病の予防に効果的です。

酸化ストレスにも注意が必要。金属が錆びるように体内でも酸化が常に起こっています。

 1日に取り込んだ酸素の2%が活性酸素に変わると言われており、活性酸素はウイルスや細菌をやっつける、善玉の面もありますが、体の酸化も引き起こします。

抗酸化作用のある食べ物として、

ビタミンAビタミンCビタミンEまとめてビタミンACE(エース)と呼ばれるビタミンは有効です。

ビタミンAを多く含む食物 卵、チーズ、バター、うなぎ  

ビタミンCを多く含む食物 ピーマン、パプリカ、ブロッコリー、カリフラワー、パセリ、ニガウリ、アロエ、キウイ

ビタミンEを多く含む食物 大豆、ナッツ類、えごま油

 

すごーく簡単に言うと

朝は食べない、ご飯、パン、パスタ、イモ類は極力減らし、その分のカロリーは

たんぱく・食物繊維・水分、発酵食品をベースにとる、小腹対策はナッツとチーズを食べる

以上!

今朝から糖質制限初めて見ましたが、昼と夜はおなか一杯食べてしまってちょっと苦しい(;^_^A

でも、空腹でのイライラや、食後の異常な眠さやだるさはなく、一日すっきり動けている!

これは、1日で実感した効果。

ついついお菓子にも手が伸びるので、いかに糖質制限されたものが手元にあるかが

勝負な気がしています。

私がいつも買っているナッツはこれ

 成城石井のナッツはほかのと香ばしさが違って病みつきになりますが、

適量を守って。1日10~20gがベストです。

簡単に手に入る糖質制限おやつ、そして健康が手に入る糖質制限いいですね。