こんにちは!ココです♪
話題の禁煙治療のアプリ、保険が効くことになりました。
✅禁煙アプリが保険適応になり、3割の約8100円で使うことができます。
✅処方箋で出る禁煙補助薬との併用です。
✅薬を薬局でもらうことは変わりありませんがアプリになってより日常的に禁煙の支援が受けられるようになりました。
- 禁煙がアプリでできる。まさにコロナ時代にぴったり
- 禁煙するとどんな良いことがある?
- そもそも禁煙に病院は必要か
- 今までとどう違うの?
- どうやって保険を使うの?
- 禁煙指導薬剤師はいらなくなるの?
- 🍀まとめ🍀
禁煙するとどんな良いことがある?
今、タバコ代は一箱大体440円一日一箱として、1ヶ月で13200円、
1年間では158400円です。
禁煙したら、ハワイに行けますよー🌈🌈🌈と患者さんにはお伝えしています。
肺の中の黒い物質は無くなりませんが、タバコを止めればその時点でそれ以上はたまらなくなります。タバコを吸っているとCOPDという慢性の呼吸器疾患に移行しやすく、ゆくゆくは在宅酸素や酸素ボンベをつけて外出しなければいけなくなることが考えられます。
そもそも禁煙に病院は必要か
現在は以下の2つのパターンで禁煙をサポートしてもらうことができます。
1、禁煙外来のある病院で医師と相談しながら禁煙をする。処方薬あり
2、調剤薬局で市販の薬(ニコレットなど)で薬剤師と相談しながら禁煙する
薬局で使う薬は病院よりは少し弱いものになりますが、1類医薬品と言って
薬剤師と対面で購入することが必要な薬となります。
禁煙は根性だけではできないことが近年わかってきています。
タバコのニコチンの依存の他に心理的な依存もあると分かったからです。
身体的な依存はニコチンが神経伝達物質の代わりに脳内に刺激を与え、ニコチンを摂取しないと落ち着かないなどの禁断症状を生じるもの。一方心理的な依存とは生活習慣や癖によって禁煙しにくい状況になると言うものです。
今回の治療用アプリはこの心理的な依存を緩和するために使われます。
今までとどう違うの?
吸いたくなった時の対応の相談や禁煙を応援してもらう事は薬局の薬剤師が行っていました。
薬局によっては禁煙指導薬剤師という講習を受けた薬剤師がいて禁煙の際の様々な困った!について相談に乗ってもらえました。
それ+アプリも利用でき、困ったときにより素早く援助が得られるという事です。
どうやって保険を使うの?
保険適応の方法ですが、
✅禁煙指導の医師がログインコードを発行し、そのパスワードでアプリを起動させることが必要
✅毎日一酸化炭素の数値を測り、アプリに入れる。
✅日々の吸いたい衝動などの入力をする
が適応の要件です。
医師が遠隔で確認が可能です。
禁煙指導薬剤師はいらなくなるの?
禁煙指導薬剤師という資格があります。講習を受けて認定されます。
私も持っています。
いわば、アプリの人間バージョン。いや、アプリが人間バーションですね。
アプリではタバコを吸いたくなったーとか言うと、「なぜ吸いたくなったのですか?」
とか、「辛いですよね」と共感してくれたり、「ガムを噛むと良いでよ!」とか
「部屋の掃除をしてみましょう」とか具体的な行動を提案してくれます。
禁煙薬剤師はリアルで患者さんからの相談を窓口でもしくはお電話で対応しています。
人間対人間で得られる情報は、AIと話す以上のものがあると思います。
私は絶対に必要と考えます!
でも・・・このままでは本当に薬剤師もいらなくなるかもしれない💦
これからはまさしくAIの時代ですが、私はAIにはなし得ない仕事が薬剤師にはある!と感じています。
ぜひ禁煙薬剤師も活用してみてください。
🍀まとめ🍀
✅禁煙アプリが保険適応になり3割の8100円で使うことができる。
✅禁煙生活での困りごとをアプリで解決できる
✅薬剤師にはAIになしえない仕事ができる
あなたの禁煙、応援します♪