あけましておめでとうございます~!
長かったお正月休みが終わり、仕事が始まりました。
12,13日の連休はやっと休みが来た~って感じです。
12日の日曜日は子供と地域の餅つき大会へ行きました。
珍しく息子が自分からもちをつきたい!といい、大きくなったなと目を細める母ちゃん
さて、これからビンゴ大会!
というところで薬局からの転送電話。
患者さんの急変で処方箋が出ることになり、薬局へ向かいました。
薬剤師のイメージ
薬剤師って、定時で上がれて、薬局で薬を渡すだけ、簡単できれいで、それでいて高給取りっていうイメージありませんか?
私が薬剤師になってみて思ったのが、定時では上がれません。薬を渡すためには膨大な知識が必要です。毎日何らかの情報誌を読み、ネットで調べたり新しい知識をアップデートしています。一日中立っての仕事、薬局中を走り回り、重いものも持ち、意外と激務です。
高給と言っても、同世代の公務員の男子と変わりない年収です( ^ω^)・・・
とまあ、私の感想はさておき、
薬剤師はほとんどの薬局が転送電話での24時間対応です。
夜中でも電話が来れば薬局に駆け付けます。
時間外の患者さんからの薬の問い合わせや相談にものります。
「在宅」といって、病院に来れない患者様を計画的に訪問している医師からの
処方箋は土日祝日年末年始関係なくやってきます。
特に患者さんが自宅で療養しているときは状態急変することがあるのです。
普通の痛み止めでは痛みだ取れず、医療用麻薬を使用することも多々あります。
そんな時はとくに調剤薬局でしか薬が手にはいらないんです。
薬剤師が家に来てくれる?
薬剤師が家に来るためには条件があります。
1、医師が計画的な訪問診療をしていること
2、通院に家族やヘルパーなどが必要で一人では通院が困難なこと
のいずれかで
さらに、医師が薬剤師の訪問が必要と判断したことが必要です。
もちろん、家族が薬は取りに来るので来てもらわなくていいですという場合もあります。
が、土日の夜に処方が出た場合、処方箋があっても薬局まで赴くことが必要です。
このシステムの頼み方
まず、在宅をしている薬局かどうか確認してください。
・外側に「在宅に対応しています」などの掲示がある
・ホームページに「在宅に対応している」旨記載がある
・市や薬剤師会などの薬局情報ページに「在宅に対応している」旨記載がある
在宅に対応している薬局であれば契約が必要です。
このシステムはケアマネージャーが作成する「ケアプラン」外の算定ですので
ケアプランがいっぱいでも自費はみだしぶんにはなりません。
大切な人が家での療養になったら
看護師、医師、ヘルパー、訪問入浴、訪問リハビリ、、、、いろいろな医療・生活支援がありますが、ぜひ薬のプロである薬剤師も思い出してください。
薬剤師にできること
・処方薬と現在の薬の飲み合わせの確認
・処方量の妥当性の判断
・禁忌(してはいけない組み合わせや飲んではいけない人)の確認
・副作用の有無の確認
・薬の飲み方使い方の説明
・予想される副作用や効果の説明
・飲んだ後のフォロー
・医師、看護師、ケアマネージャーとの連携
などなど
薬局でも同じことをしています
この作業は薬局にいても同じです。
薬を渡すまでにこれらのことを確認しています。
「患者さんから聞いたお話」と「今回の薬についてこちらがどう判断したのか」を履歴として残しています。
病院でいうカルテですね。
なのでいろいろとお話を聞くことがあります。
そこで副作用がないか、治療が続けられているか、治療をすることでその人らしい生活が送れているか、何か困ったことはないか、確認し、必要があればアドバイスや本人からの解決方法を導くお手伝いをし、記録しています。
あの日のこの薬のことを相談したい、と思ってもきちんと履歴が残っていますので安心して相談してください。
かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師をもつ
いつもかかっている病院や先生の前、自分の家の近くの薬局で、家族のことやペットのこと、病気の相談やマスクなどを買う薬局ありませんか?
そこにはいつも話を聞いてくれて、どんな時でも笑顔で対応してくれる、自分の担当だと思っている薬剤師、いませんか?
それが「かかりつけ」です。
保険や車屋の担当さんのようなもの。
なんでも知ってくれていて、自分に合ったアドバイスをくれる。
なにか困ったことがあればかかりつけの薬局に相談してみてください。
もし、解決しなければ私もサポートいたします!