昨日、在宅ホスピス医で、甲府で活動しておられる内藤いづみ先生の講演会に行ってきました。
内藤先生は、旦那様がイギリスの方で、結婚後、イギリスのセントクリストファー病院で緩和ケアをされてきました。そこはシシリーソンダースという方がホスピスを始めた由緒ある病院でした。
帰国後は在宅ホスピス医として、がん末期や病院へ来れなくなった方のお宅へ伺い、痛みのコントロールや、家族のケアをされています。
これから日本は病院で死ねない時代が来ます。
でも、そんな事ではなく、住み慣れた家に帰りたい、家族の中で自分らしく死にたい、そういう思いを支える医療です。
今回のお話は、2人集まればコミュニティ。
大勢でなくとも、2人を繋ぎ続ければ大きな輪になる
そして、ほかの人を幸せにするには自分が幸せでないとできないこと。これが1番の柱でした。
いづみ先生からの3つのメッセージ。
友達を大切にして 。 とくに人生最期は
自分の心やからだのいい面を見て
大いなるものに祈り、自然に感動して。それが心のマッサージだから
例え孤独死でも、その人が選んだのなら認めてあげる。何もしてあげられなかったと自分を周りを責めない。
かくあるべしに縛られないこと。
自分を大切にすることから始めよう。